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★☆マーラー交響曲１番第４楽章他 吹奏楽楽譜セット☆★ |
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| 商品圖片 | |||
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商品説明 |
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今回御紹介するのは
マーラー交響曲１番第４楽章 吹奏楽楽譜セットです。
さて、表題のワルターのコメントはゲーテよりもマーラーの方が良く知られていると思われる
現代では余り意味を成さないかも知れません。要は、この交響曲がマーラーの青春の記念碑であると
理解すれば十分かと思います。
交響曲１番の編曲譜は全曲版も含め何種か現存する様ですが、前記の様な理由からか若い人達に
人気が有る様なので出品させていただく事にしました。
今回は第４楽章+αの出品ですが、全曲化の予定です。
試聴サンプルもカット無しで用意しましたので、当編曲の特長を感じていただけたらと思います。
曲に付いての解説はこの項を御覧に成っている皆様には今更な感もあるので、演奏するに当たっての
私見等を以下に．．．( あくまでも私見ですので御参考までに。)
マーラー時代のトランペット
マーラーの時代は長Ｆ管から現代同様のＢ♭管へ移行する過渡期だったとの事です。マーラーの
トランペットパートがＦ移調譜なのはその名残で、使用音域が高いから～とか云う理由では無いの
ですね。交響曲３番以降Ｂ♭譜が混在し、マーラーはこれを要求する音色で使い分けているらしいです。
当時の長Ｆ管はダイナミックレンジが狭く、大人しい音色との事。
３番以降なら１番は関係無いじゃん～と思った方、次項を御読みください。
トランペットのミュート指示
これはトロンボーンも共通ですが、マーラーのミュート指示は大抵独語でmit Dampferと書かれ
ているのですが、例外的にmit Sord.と表記されている場合が有ります。１番以外では後期の９番等に
見られるのですが、これもミュートの種類の使い分けを要求しているのではないかと思えるのです。
(＊２)
マーラーの時代のオーケストラが使用していたミュートは木製であったと思われます。これを大人
しい音色の長Ｆ管に使用していた訳です。現代の強烈な表現力の楽器に金属製のミュートは不適切
だと思います。１番第４楽章でもmit Dampferのトランペットを木管群の補助として重ねている所が
多々ありますが大抵の演奏はトランペットが突出してしまっています。
ではmit Sord.の箇所は．．． 金属製であるべきとまでは言いませんが、何か「差」を意識すると
良いのではないでしょうか。(＊３)
ホルンの起立指示
第４楽章の終結部に見られるホルンの起立指示ですが、音量的効果よりも視覚的効果が大きいのは
明白なので本編曲では特に指示していません。実際に演奏する際、奏者達の自主性に任せれば良い
かと思います。個人的には見た目よりも音楽の完成度を優先したい処ですが。
問題なのはホルンの補強として追加されているトランペットとトロンボーンで、マーラーの指示は
これらの楽器にもホルン群同様の「最大限の音量」を要求し、ホルン群が起立する際には同時に起立
する様にとれます。しかし現代の特にトランペットがその様に演奏すればホルンの音を吹き飛ばして
しまうと思うのです。現に多くの演奏がその様に成っています。ここは音量は大きくても楽器固有の
音質を際立たせない工夫が必要なのではないでしょうか。(＊４)
+αの説明を忘れるところでした。
全曲版出品までの間、オリジナルの第２楽章であった「花の章」を特典として進呈
します。(＊５)
(＊１) ゲーテ(1828～1479)の出世作となった小説「若きウェルテルの悩み」に
内容が共通する処があると語った．．．とのブルーノ・ワルターの証言。ワルターはマーラーの
直弟子でもある、２０世紀前～中期の名指揮者。
ワルターの時代まではマーラーよりもゲーテの方が有名だったと云う事か．．．
(＊２) 何故、後期の曲に見られる指示が１番にもあるかと云うと、改訂による指示の追加が晩年に
行なわれたからだと思われる。ちなみに「ハンブルク稿」ではmit Sord.の箇所(第４楽章297小節)
には特に指示はない。
(＊３) マーラーの場合はストラヴィンスキーの様に騒音効果を狙った用法は皆無。
逆にストラヴィンスキーには金属製の刺激音が必要。
絶対木製を購入しろとまでは言わないですが、ファイバー製を使ってみるとか工夫してください。
(＊４) ～ベルアップをしない。譜面台に音を当てる等～勿論、ホルンが起立しても座奏のまま。
本編曲ではコルネットとユーフォニウムが最初から補助に入っているので、トランペットの追加は
無しにして、トロンボーンの１、２番を参加させています。その上でホルンはオクターブ上の人数を
増強すると良いでしょう。(4/0、4/1、5/1、6/2程度に)
(＊５) 「花の章」は交響曲１番の初期稿である全５楽章の「ハンブルク稿」の第２楽章。
トランペットが吹く甘い旋律が印象的なセレナーデ。試聴サンプル参照。
★作曲者・曲名
マーラー交響曲１番第４楽章 吹奏楽編曲版楽譜セット
マーラー「花の章」 吹奏楽編曲版楽譜セット
原題 GUSTAV MAHLER
Symphonie Nr.1 4. Finale
"Blumine" Original Zweite Satz der Symphonie Nr.1
★パート編成等
一般的な市民吹奏楽団の編成を鑑み、 Cb.Cl 等は除外、Sop.Saxを参加させています。
詳細は商品画像で確認してください。
★商品の形態
フルスコア、各パート譜をPDFファイルにて配布します。
参考音源のWindows Media オーディオファイルを添付します。基本的にEメールにて配信します。
★試聴リンク
リンク先をGoogleDriveに移行しました。リンクより .wma ファイルをダウンロードして
Mediaプレーヤー等でお楽しみください。
マーラー交響曲１番第４楽章
マーラー「花の章」
下記出品中！ 右上の「出品者のその他のオークションを見る」から御覧に成れます。
ワーグナー
「ローエングリン」より 第１幕への前奏曲、「響け、勝利の歌よ！」(第１幕３場より)、
「朝の喇叭が我らを呼ぶ」(第２幕３場より)、「エルザの大聖堂への行列」、
「第３幕への前奏曲」、「さらば！我が愛しき妻よ」(第３幕３場より)
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より 前奏曲(第１幕)、第３幕前奏曲
「ワルキューレ」より 「冬の嵐は過ぎ去りて」
「ワルキューレの騎行」、「ヴォータンとワルキューレ達」
「ジークフリート」より 「ノートゥングの再生」、「ジークフリートの大蛇退治」、
「森のささやき」、「愛の二重唱」
「神々の黄昏」より 「夜明け - ジークフリートのラインへの旅」、「ジークフリートの葬送行進曲」、
「ブリュンヒルデの自己犠牲」、「終曲」
マーラー
交響曲１番４楽章、花の章
交響曲３番第１楽章、第２、３楽章、第４～６楽章
交響曲５番第１部(第１、２楽章)、第２部(第３楽章)、第３部(第４、５楽章)
交響曲１０番全曲、「大地の歌」第1楽章、「もう１つのマーラー」～リュッケルト歌曲集より
R・シュトラウス 「アルプス交響曲」(全曲)
シベリウス
「カレリア序曲・組曲」、交響詩「春の歌」、「レミンカイネン組曲」
組曲「歴史的情景」第１番、第２番＋「フィンランディア」
チャイコフスキー 「くるみ割り人形」より抜粋
ニールセン 交響曲「不滅」
ブルックナー 交響曲７番第２楽章
ビゼー 劇的序曲「祖国」
下記楽譜を【ミュージック・ベルズ】様より出版していただきました。
シベリウス
交響曲２番 第１楽章、第２楽章、第３楽章、第４楽章
バックス
交響詩「ティンタジェル」
【ミュージック・ベルズ】様Hpより購入していただけます。上記リンクからも試聴(全曲)が可能です。
いただきます。
商品はDATA(PDFファイル)です。紙に印刷された物ではありません。
編曲内容へのクレームは御容赦ください。ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
万一楽譜に誤植が有りました場合は御報告ください。修正版を作成、送付させていただきます。
商品の性質上、転売、貸出等は禁止させていただきます。了解の上、御購入ください。
当商品はオリジナル吹奏楽編曲版(二次的著作物に該当)であり、その著作権は編曲者に
あります。出品者は編曲者との契約に基き、本出品を行っています。
個人様の場合は所属楽団のホームページ記載のEメールアドレスに保護付きデータを送付し、
個人様にパスワードを連絡します。
著作権保護を鑑み前記手段をとらせていただいています、御理解ください。
ホームページを作成してない楽団の方、部活所属の学生の方、顧問の先生方等、事前に
質問欄より御連絡ください。対応を考えます。