シンプルな伴奏で味わい深い歌唱を聴かせるN.Y.出身女性歌手1st /‘74伊BASF原盤/ Bunnie Foy [Way-O]/Soul-Jazz/オルガンバー/サバービア

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N.Y.出身の女性歌手でゴスペルやブルースをルーツにするShirley Bunnie Foyがイタリア滞在期の74年にリリースした1stアルバム。彼女がイタリアで最初に共演したEnrico Intra等を手掛けたFranco Fayenzのプロデュースの下、ピアノとパーカッションのシンプルな伴奏を背に味わい深い歌唱を聴かせる一枚[Way-O]の出品です。

17歳の時に参加した、Gloria LynneやDella Griffinも在籍していた女性R&Bグループ”The Dell-Tones”での活躍や、欧州移住後に参加したEnrico Intra[Messa D'Oggi]や、ディープハウスVer.もリリースされたArchie Shepp [A Sea Of Faces]、Franco Cerri [Un Suo Modo Di Dire]でも知られるShirley Bunnie Foyの初リーダー作品。シンプルな伴奏に、ハスキーで味わい深い彼女の歌声が映える好盤です。

気怠そうなハスキーな歌唱がニナ・シモンを思わせるゴスペル・ソウル・ジャズ”Way-O Comin' Home”を皮切りに、美しいピアノを背にした切ないバラード曲”Gypsy”や、しっとりブルージーに歌い上げたゴスペルの名曲”Nobody Knows The Troubles I've Seen”、”Sometimes I Feel Like A Motherless Child”、パーカッションとピアノを背にソウルフルに歌う”Gershwin Medley”、じっくりと情感豊かに歌うNat King Coleの歌唱で知られるスタンダードの名曲”When Sunny Gets Blue”等、派手さはありませんが良いアルバムです。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。同年に伊Diagramから[The Gypsy]のタイトルでもリリースされていますが、以降はCD,アナログ盤共に再発はありません。ジャズ・ボーカル・ファンの方だけで無く、ソウル~R&Bファンの方にもお勧めの一枚です。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

BASF 21 23318-Z
イタリアオリジナル　ステレオ盤
1974年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
両面ラミネート/ゲートフォールカバー
両面内溝あり

■コンディション

盤　VG++~NM-(微スレ、表面上の極浅い傷が二、三あるだけで艶のある非常に綺麗な盤です。Aサイドの冒頭に僅かなチリつきを感じますが、その後はチリ等の非常に少ないクリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも非常に綺麗です。目立つ傷はありませんので、水洗い等のクリーニングで更に改善するかと思います。)

スリーブ　VG(エッジスレ、極めて小さな角打ちあります。裏側一部に軽い変色見られます。破損や傷みはありませんが、全体的にラミネートの仕上げミスによるシワ目立ちます。内側は非常に綺麗です。)


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
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