■『比布美廼志織里古誦釋詁』靖齋老人・谷森善臣識。明治23年自筆本。平田篤胤日文傳に挙げたる【阿比留文字】を衍義。神代文字稀覯資料。

■『比布美廼志織里古謡誦詁』靖齋老人谷森善臣識。
明治23年自筆本。巻頭に「靖齋藏書」印押捺。平田篤胤日文傳に挙
げたる【阿比留文字】を縷々衍義。稀覯神代文字資料。

■全57丁(114頁)の前半を「河内國枚岡神社所傳比布美誦四十七言」
「大和國平群郡斑鳩寺上宮沢太子御手迹古字」「常陸國鹿嶋神社所
傳古字四十七言」「卜部宿禰兼忠所傳比布美誦艸書四十七字」を引
用、後半は谷森善臣に依る比布美古誦釋詁、詰まり衍義の程が識れ
されて居ます。写真には有りませんが、最後の１丁遊び紙が本体に
貼り付いて居り、手前の大尾裏には旧蔵者の該書を繞る走り書きが
誌されて居ます。謂わば該書の勘案です。

●紙質経年劣化が有るも年代的なものを考慮すれば極普通の
保存状態で並本の範疇です。
●文字が綺麗なので素養が有れば誰でも読めます。
●丁数は上記の通りですが、数え間違いは御容赦下さい。
●一箇所に赤色墨書で・・・と補正が有ります。
●和本古書に不慣れな方、殊更に神経過敏な方には不向きです。
回避為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。