中田商店製 モーゼル　M1914 アルミキャスト文鎮 無可動

かつて中田商店から発売されていた、アルミ鋳物製の文鎮ガンシリーズの一つ。
モーゼル M1914ポケットピストルです。
この機種は、TVドラマ「ナポレオン・ソロ」でワルサーP38に先行するアンクルガン初期バージョンのベースとして使われたことで有名ですね。

この文鎮シリーズは、中田の私設博物館向けとして六人部さんが制作したワンオフの拳銃模型があり、それを鋳物で複製した製品と言われています。
ラインナップからして恐らくは大戦中に各国軍将校などが使用した拳銃を意図したものと思われます。
モーゼルのM1914など一連のポケットピストルは独軍の将校向けとして広く使われました。
当時将校拳銃として標準的だった.32ACP口径の中型拳銃です。

おおざっぱな型取りのアルミのかたまりで可動部はなく、銃口なども開いていません。
ホルスターの中身とか、ハンドリング向けですね。
いちおう総金属なので持った感じは悪くありません。
もちろん、これをベースにアンクルガンへカスタムするのも好適。
元は黒塗装ですが、念のため金色のラッカーで適当に塗ってありますので安心です。

元箱はなし、本体のみです。
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