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蒔絵師幸阿弥家 金漆銘 廣瀬永治作 練革漆塗地歳寒二雅図金銀高蒔絵鍔 保存刀装具鑑定証附 刀装具 太刀 拵 鍔 小柄笄 目貫 |
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蒔絵師幸阿弥家 金漆銘 廣瀬永治作
障泥木瓜形
練革漆塗地歳寒二雅図金銀高蒔絵
金漆覆輪耳
江戸時代
縦:8.01cm
横:7.51cm
切羽台厚:4.9mm
重さ:29.1g
幸阿弥家
室町後期から江戸時代を通じて将軍家の御用蒔絵(まきえ)師を務めた家系。初代道長〔1410-1478〕は足利義政の近習であったが,のちに蒔絵師として将軍家に仕えた。能阿弥,相阿弥,土佐光信の下絵を用いて制作した。2代道清〔1433-1500〕は自ら下絵を描き,後土御門天皇の即位の際の調度を作った。5代宗伯〔1484-1557〕も名手で,《桜山鵲蒔絵硯箱》が現存する。6代長清〔1506-1603〕は足利義輝に仕え,また豊臣秀吉より〈天下一〉の朱印を拝領した。7代長晏(ちょうあん)〔1569-1610〕は秀吉,徳川家康・徳川秀忠に仕え,高台寺霊屋の蒔絵に銘を残している。弟の長玄〔1572-1607〕は古田織部の依頼で《織部棚》を制作。長晏の子,10代長重〔1599-1651〕は徳川家光の長女千代姫の婚礼調度《初音蒔絵調度》《胡蝶蒔絵調度》を残している。12代長救〔1661-1723〕は日光東照宮の装飾に従事。以後19代長賢まで幕府に仕えた。
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