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希少図録本舎利と宝珠写真解説

監修:独立行政法人国立文化財機構

東京国立博物館/京都国立博物館/奈良国立博物館/九州国立博物館

東京文化財研究所/奈良文化財研究所

執筆・編集:内藤栄

阿部泰郎　（特別寄稿）

ぎょうせい

2011年

96ページ

約23ｘ18.5ｘ0.6cm

巻頭カラー口絵16ページ28図　本文モノクロ

※絶版

※しわ・ざらつきあり

画像ではわかりにくいですが、

表紙の背表紙側下から約1/3のあたりに、スレ・しわ・表面の凸凹したざらつき（おそらく水濡れ跡と思われます）が目立ちます。また、始めの方のカラー口絵写真ページ、12ページ目あたりまで、本の下側中心部から半径約5cm程度の範囲に、

しわ・表面の凸凹ざらつきが見られます。商品説明文に記載の画像を必ず御覧ください。

一冊まるごと、舎利と宝珠に特化してテーマを絞り、多種多様の作品を網羅して紹介。

一般にも分かりやすく、かつ深く掘り下げた内容。

舎利とはサンスクリット語で“身体”を表す「シャリーラ」の音訳で、一般的には仏教の開祖「釈迦」の遺骨を指す。宝珠は、サンスクリット語で「チンターマニ〈チンターとは“思考”、マニは“珠”を指す言葉〉」といい、仏の教えの象徴とされ、「あらゆる願いを叶える宝」とされるもの。日本では平安時代、まず真言宗において舎利と宝珠は結び付けられた形で広く信仰されやがて宗派を超えていく。この、宝珠をかたどった舎利容器を礼拝対象とする「舎利信仰」は、釈迦そのものを崇拝する、仏教信仰の原初的なスタイルを源流に持つものであるといえる。本書では、この舎利と宝珠の習合という視点から平安時代以降の舎利荘厳美術の歴史と、華やかな装飾を持つ仏教工芸品の数々を取上げる。

掲載図版「奈良・西大寺金剛透彫舎利容器」や「宝珠曼荼羅図」など、約120点を収録。

＜コラム:後七日御修法の源流をたどる＞舎利という観点からみた後七日御修法について。

＜阿部泰郎による巻末特別寄稿＞

中世密教が到達した究極のテクストのひとつ、文観房弘真の著作『秘密源底口決』三尊合行法について、

「最極秘密鈔」「御遺告大事」「三尊合形秘訣」などの珍しい図像・追加参考図版も掲載し、その修法行法等を解説。

三尊合行法聖教と図像、三尊合行法と図像の諸変奏は、修験と結びついた各地の密教寺院に根ろしていくことなどを探求。

小ぶりな本で、モノクロ図版とテキスト解説文が中心でありながら、図版数は多く二段組テキスト。

日本の仏教工芸史研究の第一人者による解説論考は、

わかりやすくも非常に専門的な内容にまで踏み込んでおり、内容充実、

一般美術書の枠を超えた情報満載の研究書となるもの。

舎利と宝珠だけに特化した本は類書もほとんど無く、珍しい作品や図像を数多く掲載解説した本書は、

日本の密教美術・仏教美術・仏像・仏画・仏像彫刻・仏教工芸作品制作・古美術鑑賞に欠かせない知識満載の

大変貴重な絶版図録解説資料本です。

【目次】小見出しも紹介

はじめに

舎利信仰の成立と宝珠との出会い

　舎利信仰の始まりとアショカ王による八万四千塔建立　舎利と龍

空海の舎利信仰と能作性宝珠

　飛鳥～奈良時代の舎利信仰　空海の舎利信仰と後七日御修法　空海が請来した舎利　＜コラム:後七日御修法の源流をたどる＞　仏舎利八十粒と室生山龍珠との習合　能作性宝珠

　能作性宝珠の作成方法　如意宝珠法

能作性宝珠とその容器

　宝珠箱　能作性塔　宝珠形容器　塔　その他　摩尼宝珠曼荼羅　

真言宗小野流の舎利法と宝珠法

重源の三角五輪塔

　勝賢による大仏奉納の舎利供養　三角五輪塔と宝珠

叡尊の舎利法と宝珠法の美術

　如意輪宝珠法　三宝院の如意輪宝珠法　西大寺の如意法輪華法　密観宝珠形舍利容器　厨子　絵画・図像　小野三流の金輪仏頂法と西大寺鉄宝塔　西大寺西室院金輪仏頂法　西大寺鉄宝塔　金輪仏頂法に用いられた舎利容器

様々な宝珠法の美術

　如法愛染法　性海寺の木製五輪塔　香合仏・厨子　密教法具　絵画作品　如法尊勝法　空海に対する宝珠法　牛玉像

おわりに

参考文献

＜特別寄稿＞　阿部泰郎

宝珠の象る王権―文観弘真の三尊合行法聖教とその図像　文観による三尊合行法と図像の諸変奏　三尊合行法図像の地平

図版目録

【図版解説　より一部紹介】

第1図　金銅密教法具(京都・東寺)　

空海が唐より請来した密教法具。金剛盤の上に五鈷鈴と五鈷杵をのせる組法具で、鈴と杵に舎利が籠められているとされる。舎利には修法の場を守り、結界する護法力があると考えられた。後七日御修法の所用具。

第2図金銅宝塔(京都・東寺)

仏舎利八十粒を納め、後七日御修法が行われる大壇に安置された宝塔。台座、塔身、屋根を平面(真上から見た形)を円形とする点が珍しい。この形式は空海請来図像や『五部心観』に見られる平安時代前期の特徴である。制作時期を平安時代後期と考える説が強いが、見直す必要があるだろう。

第7図　春日龍珠箱(奈良国立博物館)

龍穴に近い室生寺伝来とされる二重の宝珠箱。外箱側面には鹿に乗る春日五所の神々と眷属が描かれ、蓋の表には龍、裏には束帯姿の八大龍王が描かれている。内箱は側面に荒波を描き、蓋の表と裏には八大龍王を描く。春日信仰と龍珠信仰との習合を伝える貴重な遺品である。

第10図　金銅能作性塔(奈良・長福寺)華瓶の口に華盤を有する宝珠を頂いた形で、胴部中央が合口になっている。能作性宝珠は伝わっていない。胴部に表されている蓮唐草文様は興正菩薩坐像(奈良・西大寺)胎内納入の五輪塔と近似する。叡尊周辺の宝珠信仰に関わる作品。

第11図　金銅火焔宝珠形舎利容器(五瓶舎利容器安置五点のうち奈良・西大寺)

西大寺鉄宝塔の五瓶舎利容器に安置された五基の舎利容器。叡尊が生涯にわたって収集した舎利五千四百粒を納めた。通常の宝珠形舎利容器と異なり宝珠は舎利を納めず無垢材とし、舎利は蓮肉内に安置される。

第12図　五瓶舎利容器(緒を結んだ姿奈良・西大寺)

西大寺鉄宝塔内に安置される五合の瓶形舎利容器。身と蓋は五色の緒で結ばれる。勝光明院の能作性宝珠を入れた銀箱は五色の線で複雑に巻かれていたといい、五瓶舎利容器もその作法を受け継ぐかと思われる。このように宝珠容器は容易には開けられない工夫が凝らされていた。

第18図　金銅密観宝珠形舎利容器(東京国立博物館)

密観宝珠形舍利容器では最大の作品。密観宝珠は如意輪観音の三昧耶形の一つである、宝帽にのる宝珠をアレンジして創案されたと考えられる。如意輪観音を本尊とする宝珠法、如意輪宝珠法に用いられたと推定される。

表紙　金銅如意宝珠(金銅宝塔安置)　奈良・西大寺

西大寺金銅宝塔の塔身に安置されている金銅製如意宝珠。円形台座に四柱を立て、宝珠を天蓋で覆っている。宝珠には舎利を籠めた形跡がなく、当初より純粋な宝珠として祀られたと考えられる。

ほか

【図版目録】一部紹介　国宝・重要文化財に記号あり

表紙　金銅如意宝珠　奈良　西大寺

表紙裏　春日龍珠箱外箱蓋裏　部分　奈良国立博物館

金銅密教法具　京都　東寺

金銅宝塔　京都　東寺

宝相華蒔絵宝珠箱　京都　仁和寺

四天王像　　（宝相華蒔絵宝珠箱付属）京都　仁和寺

八角宝珠箱及び能作性宝珠　京都　石清水八幡宮

八角宝珠箱　京都　石清水八幡宮

春日龍珠箱　奈良国立博物館

宝珠台　京都　海住山寺

金銅能作性塔　京都　海住山寺

金銅能作性塔　奈良　長福寺

金銅火焔宝珠形舎利容器（五瓶舎利容器安置）　奈良　西大寺

五瓶舎利容器　奈良　西大寺

金銅能作性塔

木製五輪塔　愛知　性海寺

九条袈裟（木製五輪塔安置）　愛知　性海寺

絹本著色摩尼宝珠曼荼羅　東京国立博物館

金銅三角五輪塔および水晶宝珠形舎利容器　滋貿　胡宮神社

金銅密観宝珠形舎利容器　東京国立博物館

金銅密観宝珠形舎利容器　奈良　西大寺

密観宝珠嵌装舎利厨子　奈良　金剛山寺

宝篋印塔嵌装舎利厨子　兵庫　福田寺

絹本著色五宝珠　不動明王二童子　愛染明王像　広島　浄土寺

金銅火焔宝珠形舎利容器　奈良　海龍王寺

摩尼宝珠曼荼羅蒔絵厨子

絹本著色愛染明王像　根津美術館

首掛駄都種子曼荼羅彩絵厨子　奈良国立博物館

紙本墨画淡彩弘法大師像　群馬　慈眼寺

牛玉像及び牛玉　京都　海住山寺

舎利戦争の場面（サンチー第一塔南門内側部分）

滑石製舎利容器

転輪聖王が表されたストゥーパの浮彫　ニューデリー国立博物館

ナーガが守護するストゥーパの浮彫　アマラーヴァティ国立考古博物館

ストゥーパ装飾パネルに表されたナーガ　ナーガールジュナコンダ博物館

阿育王寺舎利殿　中国　寧波市

法門寺塔　中国　陜西省扶風県

東寺宝蔵　京都　東寺

金剛宝菩薩頭部X線透過写真　京都　東寺

後七日御修法の大壇

龍穴

金銅外容器　大阪　四天王寺

銀製六角五輪塔　大阪　四天王寺

五瓶合利容器　奈良　西大寺

金銅塔鉤形合子

金銅透彫舎利容器　奈良　西大寺

金銅火焔宝珠形舎利容器　京都　仁和寺

金銅火焔宝珠形舎利容器

金銅能作性塔宝珠　部分

能作性宝珠（木製瓦輪塔納置）　愛知　性海寺

愛染種子八万四千字が書かれた薄様（木製五輪塔納置）　愛知　性海寺

金鋼宝塔　奈良　西大寺

水晶五輪塔、錦袋、折敷、金銅円筒形容器（金銅宝塔納置）　奈良　西大寺

金銅宝塔　山口　防府天満宮

舎利容器　東京国立博物館

白描摩尼宝珠曼荼羅図像　京都　仁和寺

絹本著色摩尼宝珠曼荼羅

絹本著色摩尼宝珠曼荼羅　京都　三室戸寺

金銀装雲施文銅製経箱　広島　厳島神社

金銅三角五輪塔および水晶宝珠形舎利容器　兵庫　浄土寺

醍醐寺三宝院の三尊帳（『東長大事　所収』群馬　慈眼寺

金銅密観宝珠形舎利容器　広島　浄土寺

密観宝珠嵌装舎利厨子　奈良　般若寺

密観宝珠嵌装舎利厨子　奈良　興福寺

密観宝珠嵌装舎利厨子　奈良国立博物館

密観宝珠嵌装舎利厨子

五輪塔嵌装舎利厨子　奈良　西大寺

厨子入大日金輪像　根津美術館

春日宮曼荼羅彩絵舎利厨子　東京国立博物館

黒漆塗舎利殿　藤田美術館

火焔宝珠嵌装舎利厨子　奈良国立博物館

大神宮御正体　奈良　室生寺

浄土寺修正会　広島　浄土寺

本堂来迎壁裏面画　広島　浄土寺

版本如意輪観音―　広島　浄土寺

絹本著色如意輪観音・不動明王・愛染明王像　奈良　西大寺

絹本著色阿字曼荼羅　東京国立博物館

絹本著色摩尼宝珠曼荼羅　ドイツ　ケルン東洋美術館

紙本墨画淡彩宝珠形図像　如意輪観音種子図像　奈良　円成寺

紙本墨画淡彩宝珠曼陀羅（「東長大事」所収）　群馬　慈眼寺

鉄宝塔　奈良　西大寺

宝篋印塔嵌装舎利厨子　奈良国立博物館

絹本著色大仏頂曼荼羅　奈良国立博物館

愛染明王香合仏　京都　東寺

火焔宝珠嵌装舎利厨子

黒漆塗舎利厨子

摩尼宝珠曼荼羅蒔絵厨子

金銀鍍割五鈷杵　愛知県美術館

絹本著色愛染明王像　根津美術館

絹本著色愛染明王像　MOA美術館

絹本著色愛染明王像　細見美術館

首掛駄都種子曼荼羅彩絵厨子　奈良国立博物館

宝塔嵌装舎利厨子

黒漆舎利厨子　藤田美術館

牛玉像　奈良　法隆寺

裏表紙　金銅能作性塔　奈良　長福寺

＜特別寄稿・参考図版＞

後醍醐天皇御影（瑜祇灌頂御影　神奈川　清浄光寺）

因位童形尊像　立像　御遺告大事　京都　仁和寺

因位童形尊像　座像　御遺告大事　京都　仁和寺

出家得道尊像　三尊一体尊像　御遺告大事　京都　仁和寺

出家得道尊像　大師三尊像　御遺告大事　京都　仁和寺

三尊格別尊像　初重二印二明本尊　避蛇尊・白蛇像　御遺告大事　京都　仁和寺

三尊格別尊像　第三重一印一明本尊/摩尼宝珠　御遺告大事　京都　仁和寺

三尊各別尊像　第二重一印二明本尊/三尊一体尊像　殃蛇死平（奥砂子平）像　御遺告大事　京都　仁和寺

三宝院祖師建立三尊図　御遺告大事　京都　仁和寺

三菩提心図　御遺告大事　京都　仁和寺

大師三地三摩耶形図　不動明王身・如意宝珠身・愛染明王身　三尊合形秘訣　愛知　真福寺

大師御筆三寸御影　三尊合形秘訣　愛知　真福寺

初重バン字所成塔図　最極秘密鈔

第二重塔婆図　最極秘密鈔

第三重法界塔婆　最極秘密鈔　愛知　真福寺

十界輪円色心実相図　最極秘密抄　愛知　真福寺

宝珠幢図　最極秘密鈔　愛知　真福寺

大聖如意金剛童子図　立像　最極秘密鈔　愛知　真福寺

大聖如意金剛童子図　座像　最極秘密鈔　愛知　真福寺

絹本著色五髻文殊菩薩騎獅子像　長野　善光寺大勧進

六所家資料　旧東泉院蔵　紅頗梨阿弥陀如来・不動・愛染厨子

【著者について】刊行当時の情報です

内藤栄

昭和35年埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士課程芸術学研究科退学。サントリー美術館学芸員を8年間勤め、平成8年より奈良国立博物館に勤務する。現在、奈良国立博物館学芸部長補佐、工芸考古室長。神戸大学大学院客員准教授。専門は仏教工芸史。毎年秋に同館で開催される正倉院展を担当。著書に『舎利荘厳美術の研究』(第22回國華賞受賞)がある。博士(芸術学)。

阿部泰郎　（特別寄稿）

1953年生まれ。大谷大学大学院文学研究科修了。現在、名古屋大学文学研究科教授。主な編著書に、『守覚法親王と仁和寺御流の文献学的研究』(勉誠社、1998)、『湯屋の皇后一中世の性と聖なるもの」(名古屋大学出版会、1998)、『聖者の推参一中世の声とヲコなるもの」(同、2001)、『真福寺善本叢刊』(国文学研究資料館編、責任編集、臨川書店、第一期1998~2000、第二期2003~2011)など。

★状態★

2011年の本です。

画像ではわかりにくいですが、

表紙の背表紙側下から約1/3のあたりに、スレ・しわ・表面の凸凹したざらつき（おそらく水濡れ跡と思われます）が目立ちます。

また、始めの方のカラー口絵写真ページ、12ページ目あたりまで、本の下側中心部から半径約5cm程度の範囲に、

しわ・表面の凸凹ざらつきが見られます。

他に外観は通常保管によるスレ小きず、底面に小しみなどがある程度、

本文は目立った書込み・線引無し、

内容としては問題なくお読みいただけると思います。（見落としはご容赦ください）

表紙～はじめの12ページほどの、しわ・凸凹ざらつきなどを気にされない方向けです。

＜絶版・入手困難本＞オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。

古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。

★お取引について★

■商品が到着しましたら、必ず「受取連絡」のお手続きをお願い申し上げます。

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定価に関係なく相場に合わせて高額となる場合があります。

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■土・日・祝日は、取引ナビでの応答・発送をお休みしております。

他に連絡・発送のできない日は自己紹介欄に記載しております。

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取引ナビにてご連絡ください。

誠実に対応いたしますので、ご安心いただけますと幸いです。

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新品、未使用…未開封の新品、または購入から時間がたっていない一度も使用していない商品

未使用に近い…中古ではあるが数回しか使用しておらず、傷や汚れがない

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やや傷や汚れあり…中古とわかるレベルの傷や汚れがある

傷や汚れあり…中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある

全体的に状態が悪い…中古品。大きな傷や汚れや、使用に支障が出るレベルで不具合がある。ジャンク品など。

他にも出品しています。ぜひ御覧ください。

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（2024年 3月 3日 0時 01分追加）
追記：本書は、仏舎利そのものではなく、主に舎利容器と、宝珠について書かれた本です。


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