「大北炭鉱事件」10種・生資料・地図付・大正８年・鳩山一郎・大北炭礦株式会社礦區圖・宇佐川一正・大塚専一・市江満量　大正期詐欺商法

☆大正期詐欺商法「大北炭鉱事件」10種・生資料・地図付き 大正８年・鳩山一郎・大北炭礦株式会社礦區圖・宇佐川一正・大塚専一、市江満量 ◇「大北炭礦株式会社礦區調査報文」（大塚専一・森田英男・市江満量） ◇「大北炭礦株式会社 創立趣意書・企業目論見書・起業予算書・収支予算書・定款」 ◇「大北炭礦株式会社株式募集」（新聞切り抜き） ◇「大北炭礦株式会社礦區圖」サイズ：約53cm×40cm ◇「第五回営業報告書」 ◇「第七回営業報告書」 ◇「株主」への書状→「貴殿所有の株券全部を当会社に提供して欲しい」旨の文面 ◇「株主」への書状→「第四回定時株主総会」の案内・新株券交付について ◇「大北炭礦株式会社発起人及賛成人」一覧表→「鳩山一郎の名前有り」 ◇「株式名義書類請求書」→手書きの文書 大正八年、男爵にして貴族議員であった宇佐川一正を発起人総代に据え、大塚専一、市江満量等の著名な地質学者による誇大？「地質調査報告」と派手な株式募集で発足した「大北炭鉱株式会社」は産地から港までの搬出の困難さ、炭鉱労働者の不足等重役連中の着服の横行等で化けの皮が剥がれ、翌九年には早くも解散に追い込まれたようです。 （参考文献：小川功 「虚業家による虚偽的信用補完のビジネスモデル）