刀　「二代村正」無銘極め　得能一男鑑定書付　　地刃共に健全な典型作　長さ　７２.２cm

種別：刀 無銘：二代村正 時代：室町 長さ：72.2ｃｍ 反り：1.8ｃｍ 元幅：31.3ｍｍ 元重：6.0ｍｍ 先幅：22.4ｍｍ 先重：4.2ｍｍ 重量：648ｇ（刀身のみ） 付属品：白鞘、白鞘袋、鑑定書（得能一男） 千子村正は、講談や怪談、時代劇などで「妖刀」として扱われる著名工で、特に江戸期には徳川家に祟る刀として歌舞伎や浪曲などの演目で用いられました。 初代村正は、古書によれば美濃赤坂兼村の門或いは関兼春の門で、美濃から伊勢国桑名の地に移住したと伝わっています。事実、村正の作風には美濃伝の影響が見られ、しかも美濃、尾張、伊勢の三国は近隣ですので、刀工同士の移動や相互交流もあったと考えるのが自然です。初代村正の現存する最も古い年紀が文亀元年で、以後代の継承がみられ、天文頃の村正が二代、天正頃の村正を三代とされています。 本刀は、大磨上無銘ですがその作風から、昭和期の著名な鑑定家得能一男氏によって二代村正の作と極められています。 姿は、鎬造、庵棟、鋒延びて大鋒となり、刀身の半ばから元にかけて鎬地と削いだ異風な体配を呈している。鍛えは、小板目肌詰み、地沸よくつき、地景入る。刃文は、村正特有の表裏が揃った湾れに互の目を交えた刃に、足、葉よく入り、金筋、砂流しかかる。地刃共に明るく健全な作で、大磨上ながら二代村正の作風をよく示した典型作です。　 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 出品者は、刀剣愛好家ではありますが、プロではございませんので、ご質問をいただいても適切な回答が出来ない場合がございます。 主に、自らの所蔵品に加えて、知り合いの方から預かりました御品物を出品しております。 出品している商品を画像でご判断していただき、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。 また、撮影で使用している刀枕や刀掛けなどは出品物に含まれません。 ※付属品がある場合は。本文中に記載いたします。 ※寸法は手測りの為、誤差につきましてはご容赦ください。 落札後、二十四時間以内に取引情報入力、二日以内の御入金、御品物が届き次第速やかな受取連絡をお願い申し上げます。 刀剣類・火縄銃などを落札された方は、購入受取後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、二十日以内に各都道府県の教育委員会への所有者変更届出が必要になります。