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英SAGA稀覯盤・幻の名女流マリア・ドンスカのショパン/ソナタ第2&3番(盤面:NM) |
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商品圖片 | |||
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商品説明CHOPIN: Pianoforte Sonata No. 2 in B flat minor, op. 35 Pianoforte Sonata No. 3 in B minor, op. 58 MARIA DONSKA SAGA XID 5120 ポーランド出身の幻の女流ピアニスト、マリア・ドンスカの数少ないLPのなかでもとりわけ稀覯盤としてショパン・マニアが探求するソナタ集である。 先の大戦により戦前の輝かしいキャリアを中断され忘れ去られたピアニストは数多いが、ナチのホロコーストに耐えて生き抜き、戦後、復帰を果たしたピアニストとして女流ではM.ヨナス、S.コズマ、N.カープらの名が浮かぶが、マリア・ドンスカ(1912~1996)もその一人である。生地ポーランドで学んだ後、ベルリンでシュナーベルの薫陶を受けるも迫るナチの脅威から逃れ1936年ロンドンへ移住するが家族全員をホロコーストで失う。当時、既に完成したピアニストだった彼女は、それでも『英語を学び英国で演奏活動を行うため』RCMに入学し、更にそのピアニズムに磨きをかける。戦時中はマイラ・ヘスらとナショナル・ギャラリーでのランチ・タイム・コンサートに加わりロンドン市民の士気を支え、戦後は母校RCMで後進を育成する傍ら演奏活動と放送出演と僅かのレコード録音を行った。英SAGAレーベルにはベートーヴェンやシューベルトの録音盤が残されている。 ここに聴くショパンのソナタはさすがに故郷ポーランドの出自を感じさせる個所もあるが、ベルリンで長らくシュナーベルに師事しベートーヴェンを自己薬籠中の物とした彼女によるショパン演奏は、女流ショピニストの往々蒲柳ショパンを想わせる軟弱なショパン演奏ではない。第三番のソナタは冒頭から輝かしく色彩も豊かな音色、磨き抜かれた技巧と画然としたタッチで堂々と弾き進められる。全曲に漂う気高い抒情性はリパッティのそれを想い起させる。第二番の「葬送行進曲」の歌い口にも天国的な優美な情緒に満たされ「死の影」を微塵も感じさせない。ただ誰よりも迅速に弾かれるフィナーレでは忌まわしい記憶の心理的残影なのか、恐怖と怒り、諦観と虚脱が一瞬交差するやうなおどろおどろしい瞬間を感じる。 当LPはその稀覯性にも拘わらず盤面に全く瑕はみられずニア・ミントレヴェルである。念のため試聴するも全くクリック・ノイズ等は発生しなかった。ジャケットも裏面は経年の汚れが見られるが書込み、破損、滅失等は皆無である。
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