仙台藩御抱え印籠蒔絵師　中西松立齋　行年七十五歳の晩年作　究極高蒔絵　孔雀玄武文　御硯筥

　
仙台藩の御抱え『印籠蒔絵師』として名を馳せた
『中西松立齋』の作例の中でも今作とは

仙台藩の命によって
『印籠』に用いる妙技を全身に注ぎ込み
類い稀なる『御硯筥』として謹作された

生涯でも二度とは御眼に掛かる事の叶わない
大名家伝来による最高峰の傑作品と成っております。

(時代)
江戸時代

(寸法)
最大横幅(21.6cm)
最大縦幅(24.1cm)
最大高さ(4.8cm)
総重量　(979g)

　
徳川将軍家の御抱え印籠蒔絵師として名高き
『山田常嘉』の門人として学び尽くした
『中西松立齋』の技巧の高さは
眼を疑う程の出来栄えと成っております！

　
通常では用いられる事の無い『玄武』の意匠を
本筋の超絶技巧によって描き尽くした
『行年七十五歳』の晩年作と成っております。

　
側面も内部も完璧に創り込まれた
博物館級の大名道具と成っております。

　
書道具の古錆等は御了承願います。

　
(状態)
二百年近い経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな小疵等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。

　
今作に限りましの入手の機会は
生涯でも一度の出逢いかと想われます。