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801A/VT62モノラルパラレルシングル真空管アンプ、2台 |
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商品圖片 | ||
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商品説明 |
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個人的には気に入っていたのですが置き場所が無くて、やむを得ず知り合いに長期貸し出ししていた物です。
それが貸出先が終活で返品された為に出品しました。
貸出先では月に2回くらいは使っていた様で、展示にも用いていたようです。
戻ってきたので点検をしましたが異常は見られず、当初どおりの動作を確認しています。
基本的には誠文堂新光社の「魅惑の真空管アンプ その歴史・設計・製作」に掲載された、801Aパラレルシングルアンプを元に製作しています。
記事と異なっているのは、801Aのフィラメントを直流点灯している事と、無帰還になっている事です。
トランス類はTANGO(平田電機)で、電源トランスは801Aプッシュプルステレオ用のMS-150、出力トランスはU808です。
真空管は3極管の76の2段増幅で、出力段は801Aのパラレルシングル、電源は高圧用の5R4GYを使っています。
なお、この記事の回路図ですが誤りがあります。
初段の76のカソードに帰還を掛けていますが、このままだと帰還された信号が、C1/100uFでバイパスされ帰還が掛かりません。
またC1を省くと真面に動作しない位大きな帰還が掛かります。
これは印刷ミスで、初段の76のカソードのR15/100Ωと、R1/6.8kΩ+C1/100uFの位置が逆に印刷されています。
1台目と2台目では微妙に異なっている箇所が有ります。
1台目はボリュームが付いていますが、使用する場合はプリアンプを併用するために2台目は省いています。
また1台目と2台目で、ワリヤリングが異なっている箇所があります。
実用上は差し支え有りませんが、スピーカーのウーファに耳を近づけると僅かにハム音がします。
これは初段の76のカソードがヒーターから誘導を受けているためで、改善するには76のヒーターも直流化したり、負帰還を掛ける事により改善できます。
部品も特に特殊な物も使っていなくて、オーディオ用の部品に交換する改造も考えましたが、置き場所等も考えて出品しました。
なお貸出先で、展示などで持ち運んだ際にぶつけるなどで1台目のシャーシに軽い変形があります。
出力管の801Aですが元々が送信管で耐久性がある上、定格の75%程度で使用していたためにほとんど劣化が見られません。
実際にこのアンプに実装している801Aを測定してみると170~172で、未使用の801Aが大体168~174なのでほとんど劣化していません。
76と5R4GYも大きな劣化は見られません。
1台目の初段の76と5R4GYが異なっているのは、貸出先で輸送中に破損させた為に交換しています。
トランス類も経時による塗装の劣化や軽いサビも有りますが、動作に問題は有りません。
動作に問題は無くて個人的には気に入っていて、このまま問題なく使用できます。
76ヒーター回路の直流化やオーディオ用の部品への交換や、ワリヤリング等の改造の余地もあります。
また参考にした雑誌の発行が1975年で設計が古く、真空管やトランス類の主要部品は健全なため、部品取りにして新たな設計・製作する事も良いかも知れません。
コピーになりますが、この記事をおつけします。
2台電源を入れると暗闇でも新聞が読める明るさです。