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【4/4】19世紀製 ホップモデル ジャーマンオールドバイオリン【極良品】 |
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| 商品圖片 | |||
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商品説明
個体詳細・フォトギャラリーはこちら
楽器の詳細や画像は上記のリンクからご覧ください。 フルサイズ４/4です。こちらでは大まかな概要と修理箇所や状態、弾き心地などについて書いていこうと思います。 18世紀ザクセンにおける二人の名工であるDavid Christian Hopf Sr.（1734-1803）と彼の息子 David Christian Hopf Jr.（1776-1830 ） によるバイオリン図案の完全な復元です。オリジナルの製作者からは後世にあたる19世紀の職人によるハンドメイドのオールドバイオリンで、材、精巧さ、音色のどれにおいても最高の水準を持ったすばらしいバイオリンです。 このバイオリンのモデルや設計については語ってしまうとかなり長くなってしまうと思いますので、そのあたりは文頭にリンクされた紹介ホームページをご覧になって下さればと思います。 ●楽器の状態は？ 管理され大切に使われた極良品で、ニスには艶々とまるで餡をかけたような鏡面光沢があります。 要所に大きな損壊歴がなく、古い’へり’やすり跡に至るまで妥協無く手が入っています。山吹色の明るいニス下地は所々若干の経年ひび割れがありますが、高度な技術を持ったポリッッシュマンによりルーペを使わなければわからないほどの妥協の無い美的修繕が施されています。これは私の住むイタリアの地元職人による仕事です。 2世紀近く経年したボディーに正確かつ使いやすい状態に整備された現代的なパーツが取り付けられた様は、目を引く以上に弾いた際明らかに違いを感じるほどの仕上がりです。ペグやテールピース等のパーツは杢の非常に深い上質なスネークで統一されており、指板の平滑さ、各部アーチや弦高、ペグ等の取り付けの整合性等は非常に使いやすく整えられています。 ●音色 個人的なお話ですが、イタリアのバイオリン製造者のもとにこうした典型的なジャーマンを持ち込みますとあれこれやと難点を指摘されることが多い印象があるのですが（偏見のようで申し訳ないです）、この個体は素直に「良いバイオリンだね」と言われたことが印象に残っています。 私はお仕事で弾くこともありますので複数のヴァイオリンを短期間のうちにいくつも触ることがあるのですが、そうした経験からもいわゆる”オールド”と呼ばれるアンティークヴァイオリンの中でも癖の少ない、ピーキーな突出性のないナチュラルな性能・音色傾向を持っていると感じています。 いわゆるすぐに小慣れる素直なバイオリンなのですが、やはり造りこみの良さ、経年も合わさりなんともいえないバウンドするような軽快な奏感と角の取れ円熟した音色です。ホームページのほうにも書かせて頂いたのですが、フレンチバイオリンに時折現れる独特の癖、鼻がかかったようなと表現されるような高密度に圧縮された独特の中音域が耳に残り、これは好きな方にはたまらないものではないかなと思います。 ●その他 イタリア帰りのバイオリンです。飛行機での移動が多かったですので若干弦の軋みやピッチの不安定さが残っています。写真撮影時の弦ですが、その時たまたま手持ちがなかったため、以前何かの機会に張った使用済み弦を使ったため種類は不明です。かなり好みの音色で鳴っていますが、出荷時こちらの判断で交換する場合があります。 このバイオリンにはドミナントやゴールド等あまり音にフィルターをかけないナチュラルな弦がよく合います。 パリっとした音色を好まれる方はピラッツィやパッシオーネ等ハイテンション弦を試すのも良いかと存じます。音はかなり変化するようなのですが、私の感覚では高音が少々鳴りすぎている印象でしたので大きな会場で使われる機会のある方を除き必要にはならない印象でした。調整が良く低音側が主張しすぎませんので、重なった音が非常に美しく響きます。 この度WIXというホームページ作成ツールにて写真掲載ページを設けてみました。 初めての試みであったため何分苦戦しまして、レイアウトや表示に問題があるようでしたらコメント・質問欄にて教えて下さると嬉しいです。 別ページにて２艇のバロックバイオリンを出品しています。室内楽やバロック演奏を好まれる方はそちらも併せてご覧下さい。 |
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