横浜薩摩の第一人者　保土田太吉作　推定万博出品作　全長３７ｃｍ　特別作　二面窓絵　飾り花器

　
『保土田太吉』とは『横濱成功名誉鑑』の記録では
1908年頃から素地を鹿児島薩摩の名工として名高き
十二代『沈壽官』より仕入れた後に絵付けを施し
海外に700点あまりを輸出した『横浜薩摩』の第一人者として
『セントルイス万国博覧会』を始めとする
数多くの博覧会での『受賞』を果たしておりますが

そんな『保土田太吉』の名作群の中でも今作とは
最高級の『顔料』とこの上無き『絵付け』を用いて謹作された

一見するだけでも何かしらの博覧会への『出品作』
で在ろうと言う事が容易に窺い知れます

大袈裟では無く二度とは御眼に掛かる事の叶わない
抜きん出たオーラを放つ究極の傑作品と成っております！

(時代)
明治時代

(寸法)
最大高さ(37.5cm)
最大横幅(18.5cm)
　重量　(3000g)

(状態)
百年以上の経年を迎えた『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき傷みの無い
無疵完品レベルと成っております。

　
本当に筋の良い『本筋の薩摩焼』とは
今作の様に必ずと言っても良い程に
空白を活かした優雅な作域と成っております。

　
誇らしくも驚異的なる画力によって描き尽くされた
紛れも無い本物の『超絶技巧作』と成っております！

　
『浮世絵』の傑作品を視ているかの如き
雅味に溢れた絵付けを御覧に成れば
今作の類い稀なる生まれの違いは
極めて容易に御解り頂ける事かと想われます。

　
今作の『装飾部』に施された絵付けの特徴や
特別な作品にのみ入れられた『飾り銘』は
過去に拝見した『万博出品作』と酷似しております。

　
この上無き『横浜薩摩』の最高傑作品ですから
是非とも御自慢のコレクションに
加えて頂けましたらば嬉しい限りです。