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セーブル 超希少 軟質磁器 ティーカップ&ソーサー カラーブル(アントワネットイエロー①) 十八世紀の彩色地花文様 フランス製 新品 Sevres |
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商品圖片 | |||
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サービス カラーブル(アントワネット イエロー 十八世紀の彩色地花文様)
ティーカップ&ソーサー(220cc)
ソーサー(直径:15.8cm,高さ:2.6cm)
フランス国立セーブル陶磁器製作所工房で創作活動をする装飾作家(画家)、陶芸家。
【素材:PT(ソフトペース)硬質磁器の製法を解明する以前セーブルの工房で開発された素材】
この作品のフォーム名は十八世紀中葉、ルイ15世の顧問参事官であり、助言者でもあったPierre Calabre(ピエール カラーブル)の名に由来しています。彼は1745年から1759年にかけて運営されたヴァンセンヌ-セーブル陶磁器製作所に、1750年から1756年のあいだ正会員として勤めました。
作品にはセーブル工房のロゴと成型年度、装飾完成年度と作家のサインが記されています。
この作品は十八世紀の技法による軟質磁器PT(ソフトペースト)によって制作されています。
装飾:カップにはアントワネットイエロー地に十八世紀の彩色地花文様をDominique Multon(ドミニック ムルトン)により丁寧に手描きで施されセーブル工房独自の技法プチ・フー(金や色彩を低温で焼き付ける)により仕上げられています。カップ、受け皿ともに轆轤成型によるもので、取っ手は型に流し込んで成型し、十八世紀当時の技法による液状陶磁器で手作業で取り付けられています。まず1260度で白磁素焼き状態に焼きます。次に釉薬を吹き付ける技法でかけた後、二度目に1120度で焼き付けます。カップの図柄は、十八世紀スタイルの額縁に囲まれた薔薇の図が描かれ、受け皿と同様に金彩よる螺鈿模様(狼の歯)と呼ばれる縁飾りが手描きで描かれています。ほそい線模様と取っ手の金彩は24金によるものです。
☆Pate tendre(ou P.T)☆
ソフトペースト(軟質磁器P.T):セラミック素材の呼称であり、半透明でカオリンの発見以前のヨーロッパにおいて開発された硬質磁器のベースとなる素材。今日、PTは十八世紀の素材のバリエーションのひとつであり、1980年にセーブル工房で再開発され、1260℃で焼かれたものが作られました。「ソフトペースト(軟質磁器)のパテは20ほどの要素から構成されています。初めのものは鉱物(岩)の結晶、ガベルの塩、岩石の明礬、アリカントのソーダ、モンマルトルの採石場の高熱で焼かれた石膏、そしてフォンテーヌブローの砂で構成されている。全ての素材は焼いてから使用される」
(セーブル陶磁器博物館におけるファルコネ展の図録より抜粋)
※複雑で高度な技術を要しコストのかかるこの製法は1804年に中止され近年まで生産が中断されていました。しかしジスカールデスタン大統領の時代、彼の命により再生産が開始されました。