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姫谷案内 ―コレクターが追った幻 著者 関 和男 (中古本ですが未読本です。表紙等に汚れ・スレ等有) |
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(未読本ですが、表紙等に汚れ・スレ有)送料無料
A4判 オールカラー総48ページ
発行所 株式会社 創樹社美術出版
印刷 誠文堂印刷株式会社
50年余り前、古九谷、柿右衛門と並ぶ三代色絵作品として脚光を浴びた姫谷。 伝世品の少なさから幻と言われ続けコレクターが追い求めた。現在では研究が進み、古九谷では加賀ではなく古九谷様式として伊万里に本籍が訂正され、柿右衛門は初期ではなく初期伊万里色絵に続く次代の盛期伊万里スタイルと分類されている。伊万里の技術を導入して作られたとはいえ姫谷は初期色絵として、単なる伊万里の写しではなく器形、地肌、色絵スタイルなど独特に美しさを備えている。中国はともかく、ヨーロッパに先駆け色絵磁器を完成させて姫谷は世界的に見ても価値のある作品である。 本書は出来る限り伝世の姫谷作品を掲載するとともに陶片など多彩な資料を紹介し、幻といわれ続けた姫谷をわかりやすく解説した。