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たましいの場所 早川義夫 伝説のバンド ジャックスのボーカルから書店店主に転職、また新しい人生をはじめた早川義夫の最新エッセー。 |
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「恋をしていいのだ。今を歌っていくのだ」。心を揺るがす本質的な言葉。
「誰かに悩みを相談するくらいなら
この本を繰り返し読んだ方がいいとさえ思っています。
これは本当にいい本」
――宮藤官九郎
「歌が生まれそうだった。自分の弱さを歌にしたかった。自分の醜さを歌にしたかった。自分のかっこ悪さを歌にしたかった。それしか歌にするものはない」(本文より)
18歳から21歳まで歌を歌っていた。早くおじいさんになりたいと思い、25歳のとき、町の小さな本屋の店主として暮らしはじめた。それから、20数年、ほんとうのおじいさんになりかけたとき、なぜか無性に歌が歌いたくなり、歌手にもどった。頑固なほどに不器用に、恥ずかしいほどに自分をいつわらない生きかた。新しい人生をはじめた早川義夫の最新エッセー。
目次
この世で一番キレイなもの(歌を作る;僕がやろうとしていること ほか)
たましいの場所(お正月;父さんへの手紙 ほか)
忘れていること、忘れられないこと(鎌倉;江ノ島に行った ほか)
歌は歌のないところから聴こえてくる(母によく言われる;ビートルズが好きなのに ほか)
僕は僕を知りたくて本を読む
レビューより
日常のこと、歌に対する姿勢、人間関係など飾らず書かれてる作品である、心に響く言葉が随所にあり、不器用で悩みながらも自分の心に正直に生きてる姿に団塊世代として共感できる。
巻末に記載されている著者の書評の数々が今後の読書の参考に活用させていただきます。
ミュージシャンの早川義夫さんの本です。たましいが洗われます。淡々とした文章ですが、不覚にも涙が・・・。通勤(学)電車や喫茶店では読めません。