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アンティーク 英国 アールヌーボー サフィレット 銀メッキ ピアスパーツ + 独 アールデコ マルカジット スターリングシルバー イヤリング |
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商品圖片 | |
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ピアスパーツは一部欠損品のサフィレットピアスから外したオリジナルパーツで、なかなかこういうものも出なくなって来ました。
爪は百合の紋章で、細かい細工が施されています。
爪のメッキは剥げ気味ですが、バー部分はシルバー寄りで、目立つ欠損はありません。
イヤリングは下にマルカジット(マーカサイト)のパーツが下がっており、そこにGermany及びSterlingの刻印がありました。
同様の品をいくつか入手しており、ドイツのテオドール・ファーナーというブランドと思われます。
そちらも破損品の中で無事なパーツをリメイクなしにリユースしています。
テオドール・ファーナーはイギリスで言うところのヴィクトリアンからメーカー自体はスタートしていますが、時代ははっきりアール・デコで、早くても1910年以降、1920年代初め位からメインになって来るデザインです。
サフィレットのピアスパーツは同じ位の大きさとデザインの台座のピアスもありますが、ヴィクトリア期にはまだそういった品にはカットスティールが金属の溶接や差し込み(キノコのような形にカットしたカットスティールを穴に差し込むタイプもあります)で台座にそのまま付けられています。
アール・デコの時代にはダイヤモンドの代わりとしてもよく使われたマルカジットが接着で台座に埋め込まれるようになります。
1910年代以降の初期サフィレットのオリジナルジュエリーはないとされているため、アール・デコの品に取り付けられているものはこのように後代にセットしたものになります。
使用メタルも卑金属とガラスの組み合わせと貴金属と石なので、明確に違いはあります。
この商品は雰囲気的にかなりマッチしていると思いますが、そういった事情はご理解の上お迎え下さい。
イヤリングはなかなかないデザインで、丸みを帯びた十字架が可愛らしいです。
粒金細工風の丸珠飾りやミル打ち等、小さいながらかなり凝っています。
台座にはマルカジットではなくペーストやラインストーンが付いていることはけっこうあるのですが、珍しいかも知れません。
元々欠損品ということもあり、微細な傷やメッキの剥がれはかなりあります。
丸カンはイヤリング台座のオリジナルパーツですが、傷があります。
特にピアスパーツはかなりの汚れがあったので、洗浄しています。
台座・ガラス共に酷く目立つ傷や難点はありませんが、小キズは普通にあります。
アンティークというのもそうですが、ヴィンテージも同様に中古品のさらに古い(アンティーク表記は製造からアメリカ基準で100年以上、イギリス基準で200年以上、ヴィンテージは20年以上経過)バージョンですので、小傷や汚れは当然にあるものと思って下さい。
何かありましたらご質問下さい。